○基礎学力について
読み・書き・計算を中心とした技能や知識を、基礎学力といいます。
この反復練習で培った基礎学力が元となり、自分で学び考える力へと育っていくのです。
こちらでは、小学校から高校生に至るまでの学力を大きく決定づける、
基礎学力について説明していきます。
・ゆとり教育と学力低下
1987年頃から、詰め込み教育や激しい受験競争にある子どもたちへ
「ゆとりある学校」を目指した教育が行われはじめました。
それにより、授業時間が少なくなり学校も週休2日制に変わっていきます。
しかし、具体的な教育方針が現場教育に伝わらなかったため、
大きな混乱をも引き起こしていました。
また、ゆとり教育と呼ばれるこの教育の影響は、
国際学力調査で日本の順位が下がり続けるという結果を生むことになり、
将来への危機感を募らせることとなります。
そして、2011年頃には脱ゆとり教育の方針へと変更されたのです。
現代では、徐々に低下した学力も向上してきています。
ゆとり教育の成果は未知数ですが、このことが基礎学力の見直しへのきっかけとなりました。
・見直される基礎学力
基礎学力が無ければ、全体的な学力低下へと繋がり、受験対策も困難になるでしょう。
小学生で学ぶ、読み・書き・計算はとても重要なものであり、この基礎学力の有無によって
それ以降の学力が決まると言っても過言ではありません。
基礎学力は、高等学問に繋がる大切な要素です。
脱ゆとり教育によって授業時間も増え、学校によっては英会話の早期教育や
パソコン習得の授業なども始まっています。
ボリュームが増えたことで、学校教育だけでなく自宅学習で予習復習を行い、
塾や教材を活用するなどの学習方法が学力向上への鍵となっています。
・基礎学力を身につけるには
ゆとり教育から脱ゆとり教育に変わり、基礎学力のための学習内容・時間も増え続けています。
基礎学力を身につけるには、反復学習がベースになります。
そのため、子どもの分からないところを、理解するまで根気よく見てあげることも大切です。
また、勉強時間や勉強に取り組む姿勢も大切です。
しかし、現代は共働きのご家庭も多く、
仕事や家事に追われて子どもと十分に向き合えないご家庭も少なくありません。
そのような時代だからこそ、塾を活用してみてください。
塾であれば、常に大人が近くにいる環境で勉強することができます。
兵庫県のマキシードは、小中高生の学習塾です。小学生の基礎学力から中学生の英会話やリスニング対策、
高校生の受験対策やセンター試験対策に重点を置いています。
小学生の頃から勉強を好きになるためにも、毎回100点を目標にしています。
そして、担当講師が理解するまで繰り返し指導を行いますので、安心してお任せください。